70年前にも、日中関係の危機はあった。昭和12年夏、「政冷経熱」で繁栄を謳歌する上海の日本租界に押し寄せる不安と戦爭の予感。日本と中國は遂にわかり合うことはないのか。日中関係の歴史を振り返る。
作者簡介 高崎 隆治(たかさき りゅうじ、1925年 - )は、戦爭研究家。 橫浜市生まれ。法政大學文學部國文科卒。在學中に學徒兵として召集。主に戦時下の雑誌ジャーナリズム及び戦爭文學をテーマとした執(zhí)筆?講演活動を続けている。講談社『昭和萬葉集』では編纂部顧問をつとめた。1996年、里村欣三研究その他で、人文科學研究協(xié)會研究奨勵賞を受賞。創(chuàng)価學會系の人物である。
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