現(xiàn)代社會崩壊後、陸地の大半が水沒した未來世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題作。寄生茸に體を食い盡くされる奇病が、日本全土を覆おうとしていた。しかも寄生された生物は、ただ死ぬだけではないのだ。戦慄の展開に息を呑む「くさびらの道」。書下ろし中編を含む全六編を収録する。
作者簡介 兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク?バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)
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